40系アルファードと聞くとどんな印象を持つでしょうか。
①「圧倒的な高級感と存在感」
②「快適性と静粛性の頂点」
③「上質さとテクノロジーの融合」 etc…
と、挙げればキリが無い程の車種ですが、このアルファードが2026年に中古車市場で大きく下落すると予想されています。
その理由を解きほどいていこうと思いますので是非お付き合いください。
40系アルファード いつから販売された?

40系アルファード(現行モデル)は、
2023年6月21日(水) に販売が開始されました。
このモデルは、兄弟車である「40系ヴェルファイア」と同時にフルモデルチェンジとして登場し、30系アルファード(2015年発売)から約8年ぶりの全面刷新となりました。
主な特徴としては:
- 新開発のTNGAプラットフォーム(GA-K)を採用
- 走行性能・静粛性の大幅向上
- 電動パワートレーン(ハイブリッドシステム)を強化
- 全車「Z」「Executive Lounge」など上級志向のグレード構成
- 室内空間のさらなる拡大と高級感の追求
発売当初から非常に高い人気を集め、現在でも納期が1年以上かかるケースも報告されています。
40系アルファードの販売台数
さて、ここで気になるのは40系アルファードのこれまでの販売台数です。
調べた範囲では、トヨタ アルファード(40系/発売開始:2023年6月21日)について、今日までの正確な累計販売台数を自社公式発表で確認することはできませんでした。以下が把握できる主なデータです:
- 2023年6月から2025年6月までの約2年間で、40系アルファード単体の販売合計は約 153,461台 と報じられています。
1か月平均6300台~と驚異的な販売台数で2025年10月時点だと単純計算で17万台以上が世に出回っている数字になります。
40系アルファード 残クレ利用率は?
さてここで気になるのが40系アルファードを購入する際の購入手段です。
100%ニコニコ現金一括払いなんてできる人数は個人では中々難しく、大半が銀行ローンか残価設定クレジットでの購入です。
ここで残価設定クレジットの利用者数を調べてみたところ、おおよそ30〜40%前後 と推定されます。ただし、これはあくまで報道・推定値であり、ディーラーやメーカー公式に裏付けられた数値ではありません。
少なく見積もって30%とした場合、170,000万×30%=51000台
約50000台前後が残クレ設定でのユーザーとなります。
もちろんこれはこれまでの販売総数に対しての数字なので注意してください。
現在の40アルファードの中古車市場は…?

ポータルサイト「カーセンサー」で40系アルファード単体(グレード問わず)の販売台数を見てみると980台。
また、「グーネット」では600台の販売台数ですが、重複している分も当然あるため、約1000台近くが市場に出回っていることなります。
また、2025年10月時点での平均相場価格は694万円と高い水準を維持しています。
しかし、この価格が2026年以降に崩れる要因が存在します。
2026年に40系アルファードの価格が大きく下落するその理由
本題です。
2026年に40系アルファードの価格が大きく下落するその理由を考察していきましょう。
大きな理由として以下の2点が挙げられます。
①マイナーチェンジ
確実ではありませんがトヨタ車は早ければ2年、遅くとも4年で型式はそのまま、外観に大きく手を加えるビッグマイナーチェンジが行われます。
いわゆる前期モデルから後期モデルに変更。
現行の40系アルファードは2023年にリリースされ、2026年6月で3年目を迎えます。
全モデルの30系では4年でビッグマイナーチェンジを迎えましたがそろそろマイナーチェンジのを迎えてもおかしくない状況にあり、その瞬間、前期モデルの価格は下がります。
しかしマイナーチェンジについては各メディアの情報を見ている限り2026年に行われる可能性は非常に低いと考えています。
②残クレ利用者のリリースによる供給大幅増(契約終了による買い替えor売却)
今回、この残クレ利用者のリリースが大きく価格の相場を左右すると私は見ています。
残クレ契約は3年サイクルが基本。
3年を迎える前に現在のユーザーは ①売却 ②別の新車に乗り換え ③新たにローンを組んで継続して乗り続ける。 この3つの選択肢から選ばなくてはなりません。
いくら残価設定が高いアルファードとはいえ、満額残価分の評価を得られる人は何%いるでしょうか。
1か月平均6300台売れたと仮定してその30%が残クレ利用でのユーザーと仮定すると1890台。
そう、2026年6月からは単純計算で毎月平均約1800台の40系アルファードの残クレユーザーが上記3つの選択肢を選ばなくてはなりません。
40系アルファード 中古車相場は2026年6月以降どうなる

さて、ここまでお読みいただいたみなさんであればどう予想されますでしょうか。
現在の中古車市場は1000台前後の流通で平均相場694万円です。
それが2026年6月以降、残クレ購入者の中古車が市場に流入してきます。
リリースする人が仮に20%としても毎月300台以上が中古車市場に流れてくるわけです。
需要に対して供給が増えれば、当然価格下落が起こります。
また、売却で買い取った店舗は価格を下げてでも捌き切らないと在庫となってしまいます。
在庫として保管しておけば問題無いんじゃないと考えたそこのあなた、「在庫」というのは経営上メリットとデメリットが存在します。特に企業が決算を迎える時に在庫は少なければ少ない程良いと言われています。
「在庫は決算時に少ない方がいい」と言われる理由は、財務・経営の両面から見て複数あります。以下で分かりやすく解説します。
◆1. 現金(キャッシュフロー)を圧迫しないため
在庫は「売れていない商品」なので、現金がモノの形で眠っている状態です。
在庫が多いということは、その分だけ「仕入れたけどまだ売れていない資金」が多く、
結果として手元のキャッシュが減る(=資金繰りが悪化)原因になります。
決算時に在庫を少なくしておくと、
- 現金比率が高まり、財務体質が健全に見える
- 借入金返済や次期投資への余力が増す
といったメリットがあります。
◆2. 棚卸資産が多いと「利益が一時的に膨らむ」リスクがある
会計上、在庫(棚卸資産)は「売上原価」に関係します。
売上原価は次の式で計算されます:
売上原価 = 期首在庫 + 仕入高 − 期末在庫
つまり、期末在庫が多いと、その分だけ売上原価が少なく見える=利益が一時的に多く見えるのです。
しかし実際には「まだ売れていない商品」なので、利益は実現していません。
翌期以降に在庫が売れ残ったり、値下げ・廃棄になれば翌期の利益を圧迫します。
→ 決算時に在庫を減らす=「実際に売れた分だけの健全な利益」を反映できるのです。
◆3. 在庫評価損のリスクを防ぐため
長期在庫・滞留在庫は、
- 劣化や破損
- 流行遅れ
- 値崩れ
などにより、将来的に評価損(=帳簿上の損失)が発生します。
決算時に在庫を多く持っていると、その分だけ「評価損を計上するリスク」も増えるため、
在庫を適正または少なめにしておく方が安全です。
◆4. 倉庫コスト・管理コストを削減できる
在庫が多いほど、
- 保管場所代(倉庫費用)
- 管理人件費
- 棚卸作業コスト
なども増えます。
特に製造業や小売業では、在庫を抱えるほど「間接コスト」が重くなるため、
期末時点で不要な在庫を整理・削減することが経営効率を高めるポイントになります。
◆5. 銀行など外部評価でも印象が良くなる
銀行や投資家は、決算書から企業の健全性を判断します。
在庫が多い企業は「売れ残りを抱えている」「キャッシュが不足している」と見られやすい一方、
在庫が少ない企業は「回転が速い」「現金化能力が高い」と評価されやすくなります。
特に在庫回転率(売上原価 ÷ 平均在庫高)が高い企業は、効率的経営をしていると判断されます。
まとめ 2026年は40系アルファードを狙う絶好の年かも?
少し脱線してしまいましたが、企業側としては在庫は多からず少なからずに越したことは無いのです。もちろん、在庫が無ければ機会を損失してしまう可能性があるのも事実ですが。
売れなければ安くしてでも売る。
結果これが価格下落を招く要因の1つだと私は考えています。
2026年6月以降、残クレリリース車の流通が一気に増えることで、これまで高値安定していた40系アルファードも一時的な価格下落局面を迎えるでしょう。
高級ミニバンを狙っていた人にとっては、手の届くタイミングが訪れるかもしれません。



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